独自のワードセンスや、心地よいフローによる独特の世界観を醸し出すラッパーのJUMADIBA(ジュマディバ)さん
今回はそんなJUMADIBAさんのプロフィール、名前の由来、経歴を解説しました!
JUMADIBAのプロフィール
ラッパー名 | JUMADIBA(ジュマディバ) |
本名 | 非公開 |
出身 | 東京都杉並区 |
生年 | 1998年 |
X(旧;Twitter) | @jumadiba1 |
@jumadiba_assajiji |
ラッパーのJUMADIBAさんは「ジュマディバ」と読みます。東京都杉並区出身です。
JUMADIBAの生い立ち・ラップを始めたきっかけ
JUMADIBAの生い立ち
- 1998年
- 幼少期〜高校サッカー少年だった
ラッパーになった後の歌詞やファッションにも、サッカーに関連するワードが出てくる。
JUMADIVAZidaneみたく
マルセイユのルーレットー楽曲「rainy」より
Zidane(ジネディーヌ・ジダン)は、フランスの元サッカー選手の名前だそうです。
当時の学校生活については、インタビューにて
JUMADIVAあんまり覚えてないけど、学校行って寝てサッカーしてみたいな感じであんまり自主的に動いたりせず身を任せるみたいな生活でした。
ーAVYSS Magazineインタビューより
と振り返っている。サッカーは足の痛みと周りが受験モードになったため流れで辞めた。
- 大学時代大学では映像を学ぶ
映像を学んだものの、やりたいことと違う感じはあった。
JUMADIVA学校で映像を学んでて、「ちょっと違うな」みたいなことは思ったんです。そんなに、映像だけやりたいような感じではなくて。
ーFnmnlインタビューより
- 2020年ロンドンへ留学する
現地の音楽に触れたり、楽曲「眼光」のMV撮影などする。
- 2022年POP YOURS出演
HIPHOPフェス「POP YOURS」に出演する。
- 2023年ブレイクする
楽曲「Get back」や「DOSHABURI」をきっかけにブレイクする。TikTokにて「DOSHABURI」のバースが大流行した。
JUMADIVAJU ride the husky stu
Her pistol go 街を救う skrrr
ワンツーツィで餃子食べて
立ち止まって考えるー楽曲「DOSHABURI」
ぴぇぱりー執筆者の私も、この楽曲がきっかけで万豚記(ワンツーツィ)に行ってみました(笑)
JUMADIBAのラップを始めたきっかけ
- 幼少期The BeatlesやOasisにふれて育つ
物心つきたてくらいのときから、家でThe BeatlesやOasisが流れており、自然とUKロックにふれる環境だった。
他にも、U2、Radiohead、björk、宇多田ヒカルや日本の流行りの楽曲を聴いていた。
- 中学生HIPHOPに興味をもつ
Black Eyed Peasを聞いたことをきっかけにHIPHOPに興味をもつ
JUMADIVAそれまでもKanye Westとかは聴いてたんだけど、「あんまり分かんないな……」って感じで。でもBlack Eyed Peasは、「うわ、これめっちゃ聴けんな」みたいな。しかも、なんか楽しい。
ーFnmnlインタビューより
そこから、will.i.amからたどりDr. DreとかをTSUTAYAで借りて聴き始めた
- 大学生ラップを始める
大学進学してMare Internoと出会い、時間もあり暇だったためタイプビート使ってiPhoneでレコーディングを始める。
JUMADIVAヒップホップは始めやすかった。DAWとか、iPhoneがあればそれでも出来るし。(中略)だからラップしてみたいなと思ったし、言葉を扱うから、(自分の内面を)そのまま出せるかなって。その時は真似っこで始めたけど、今となってはそう思うかな。
ーFnmnlインタビューより
最初は真似から入って、だんだん自分しかできない組み合わせや言葉の並びを見つけていって、続けてたら自分にしかできないラップとか音作りをしたくなってきた。
- 2020トラックメイクを始める
それまでのタイプビートでラップをしていた。トラックを作り始めてからHIPHOPがより楽しくなった。
JUMADIBAの名前の由来
JUMADIBAさんの名前は、南アフリカ共和国の元大統領のネルソン・マンデラに由来しています。
ネルソンマンデラの敬称が「MADIBA」であり、ご自身の本名に「JU」という音が入ることからJUMADIBAと名付けたようです。
ちなみに、ネルソンマンデラの愛称は「マディバ」は彼の先祖が誰かを象徴する氏族名であり、部族社会の影響が残る南アフリカでは単なる愛称ではなく、尊称に近いものだそうです。
楽曲では自信のことを「MADIBA」と称する歌詞も見受けられます。
お相撲みたく音鳴らす
MADIBA, kZm おnewパターン
ー楽曲「DOSHABURI」
JUMADIBAの髪型・ファッション・車
JUMADIBAの髪型
JUMADIBAさんの髪型は前髪だけ残した坊主や辮髪(べんぱつ)と呼ばれる後頭部だけ髪を残して編む髪型があります。
前髪だけ残した坊主はロンドン留学時にやっていました。2002年ワールドカップのロナウドの髪型と同じだそうです。
辮髪(べんぱつ)はアルゼンチンのサッカー選手ロドリゴ・パラシオを真似しているそうです。
JUMADIBAのファッション
JUMADIBAのファッションでは、次のようなものがあります。本人の歌詞同様にファッションもサッカーアイテムを取り入れたものが多数あります。
・ユニフォーム(アイントラハト・フランクフルト、マンチェスターシティー)
・C.P.Company
実際に、JUMADIBAさんは2024年春夏シーズンルックのモデルに起用されています。
JUMADIBAの車
JUMADIBAさんの乗っている車ですが、確認できませんでしたので、確認次第追記したいと思います。歌詞を読み解くとセダンが好きということが確認できます。
セダンを流し駆け抜ける
それはいつまで見える最終地点
ー楽曲「Sakasama」より
ボロセダンで抜くお前のCoupe たまに勢いで食べるCOOLish
ー楽曲「rainy」より
JUMADIBAのおすすめ楽曲
DOSHABURI
まずは、言わずと知れた代表曲「DOSHABURI」です。歌詞中にはアバターという映画で出てくるナヴィー語が登場します。
Lie si oe Neteyamur
(訳:私はネテヤム)
Assaji
ハナタレAssaji
毎日乗ってる車とbeat yeah
歌詞にあるAssaji(アッサジ)は、手塚治虫作品「ブッダ」に登場するキャラクターの一人であるアッサジに由来しています。歌詞のように、鼻水を垂らしていることが特徴です。
このアッサジというのは未来を予知する能力を持っていて、自身の寿命や死に様も悟るが死に対して抗いません。このようなアッサジの生き方がJUMADIBAの歌詞にも反映されています。
詳しくは199さんがYouTube動画にて解説しています。
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