【実体験】ラップ未経験者が半年でラップ曲を出すためにしたこと

【トラップと何が違う?】ドリルミュージックとは?おすすめ楽曲も紹介!

日本語ラップ紹介

こんにちは!ラッパーのぴぇぱりーです。今回は最近流行りのDrill(ドリルミュージック)について解説します!

先日、YouTubeにて国内初(たぶん)となる日本語ラップのDrillに特化したMIXをあげたのでよければ聞いてください!

ぴぇぱりー
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Drill(ドリルミュージック)とは?

Drill(ドリルミュージック)とは?

Drill(ドリルミュージック)とは、2010年代初頭にシカゴのサウスサイドを起源として広まったHipHopのサブジャンルです。

シカゴのサウスサイドで日常的に起こる事件や犯罪をテーマにした楽曲が多かったことから、Drill(ドリルミュージック)では特徴的な暗いビートに暴力的な歌詞が使われます。

日本語ラップの中でのDrill(ドリルミュージック)は、単にテーマが犯罪や暴力でなくとも、ドリルに特徴的なビートが使われていればDrill(ドリルミュージック)とすることが多いです。

ちなみに、Drill(ドリルミュージック)の”Drill(ドリル)”という言葉はシカゴのサウスサイドでスラングとして使われてきました。

Drillの起源は日本人?(DJ KENN)

Drill(ドリルミュージック)は、シカゴのサウスサイドを起源として広まりました。その先駆けとなったラッパーが、Chief Keef(チーフキーフ)というラッパーです。Chief Keefの「Bang」や「I don’t like」という楽曲がキッカケとなり、Drillはシーンに広がりました。

実は、この「Bang」のプロデューサーを務めていたのが、日本人ビートメイカーDJ KENNさんという方でした。こちらの動画では、Glory Boys Entertainment(通称GBE)のマネージャーであるPEEDA PANさんという方が

「所属するアーティストたちはもともと不良の集まりで、音楽とは関係なかったがDJ KENNと知り合ってから皆ラップを始めた。」

https://www.youtube.com/watch?v=NUxq6pUVirc

と語っています。実際にDJ KENNさんはニート東京でもChief Keefとの出会いについて語っています。

DJ KENNさんはDrill(ドリルミュージック)の生みの親とも言えるでしょう。

(*キングルーイを起源とする説もあります。)

Drill(ドリルミュージック)の歴史

シカゴ発祥のDrill(ドリルミュージック)ですが、その流行りが長く続くことはありませんでした。

2014年にChief Keef(チーフキーフ)が所属していたレコードレーベルであるインタースコープから脱退することになったからです。

しかし、その間にもDrill(ドリルミュージック)は広がりイギリスへと渡りました。これが、UK Drillになります。後に紹介する日本のラッパーralphさんはこのUK Drillを踏襲したスタイルです。UK Drillは元祖Drillとはまた違った進化を遂げています。

その後、Drill(ドリルミュージック)はNYのブルックリンでも広まります。Pop Smokeを筆頭にUK Drillの要素も踏まえたDrillが有名になりました。

Trap(トラップ)やGrime(グライム)と何が違う?

Trap(トラップ)とDrillの違い

TrapとDrill(トラップとドリル)の違いは主に2つあると考えます。

まず、1つは内容的な違いです。最初に解説したように、Drillでは暴力や犯罪といったことが歌われる傾向があります。日本国内のDrill(ドリルミュージック)では特に内容的に大きな差は感じないです。

2つ目が一番の違いですが、それはドラムの違いです。Drill(ドリルミュージック)と呼ばれるビートが全てトラップと違いがあるというわけではありませんが

Kick(キック)やSnare(スネア)などの位置に違いがあります。Snare(スネア)がもっとも違いとしてわかりやすいと思います。(チッチッチッチッって音ですね)

Drillのスネアは付点八分音符というものになるそうです。(音楽やってないのでわかりませんが)

言葉で理解するより、実際に聞いて見るのが一番わかりやすいと思います。

Grime(グライム)との違い

GrimeとDrill(グライムとドリル)の違いですが、そもそもGrime(グライム)は2000年代イギリスを発祥とする、BPM140くらいのハウスミュージックが起源の音楽です。

したがって、そもそもの大元が違うということですね。

Drillスタイルの日本語ラップ

ではここから、Drill(ドリルミュージック)を使った楽曲を使ったラッパーとおすすめ楽曲をいくつか紹介します。

MC TYSON

最初に紹介するDrill(ドリルミュージック)を使ったラッパーはMC TYSONです。彼の作品はDrillの文化全てを取り入れたような楽曲が多いです。

MC TYSON – ROMANÉE-CONTI feat.Vingo & Bark (BAD HOP)

MC TYSON “My lil mama bitch” feat.Hideyoshi,Ralph

ralph

次に紹介するDrill(ドリルミュージック)を使ったラッパーはralphです。いかつい低音ボイスにスキルの詰まったラップがやばいです!

ralph – Roll Up (Prod. Double Clapperz)

ralph – Selfish (Prod. Double Clapperz)

DADA

次に紹介するDrill(ドリルミュージック)を使ったラッパーはDADAです。海外の有名ラッパーと同じビートやTypeビートを使った楽曲が多いイメージです!

DADA – Weapon

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