ゲーム「Overwatch2」に楽曲「BOW」が起用されたことで、世界各国でバイラルチャートを席巻(せっけん)したラッパーMFS
最近では外国のみならず日本でも知名度をあげています。
今回は、そんなラッパーMFSのプロフィール・生い立ち・名前の由来などを紹介します!
ラッパーMFSのプロフィール
ラッパーMFSのプロフィール
ラッパー名 | MFS(Mother Fuckin Savage) |
本名 | 非公開 |
出身 | 東京都 |
生年 | 1998年 |
所属 | Tha Jointz |
– | |
@mother_fuckin_savage_2020 |
ラッパーMFSさんは「エムエフエス」と呼びます。
MFSはMother Fuckin Savage(マザーファッキンサベージ)の略だそうです。
出身は東京都ですが、活動拠点としては大阪府です。
MFSの趣味
MFSさんの趣味はダンスと動物を飼うことだそうです!
実際に、キセイインコ2匹と海水魚を飼っています。
MFSの生い立ち・ラップを始めたきっかけ
MFSの生い立ち
- 1998誕生
アメリカとのハーフで姉がい
- 幼少期様々な音楽を聴いて育つ
幼少期から、母親がTLC・DESTINY CHILDなどのブラックミュージックを聴いていてPVが流れていた。
MFSお母さんとお姉ちゃんと3人でなりきって踊っていました。TLCだったら「私がLISA!」とかね(笑)
姉とクラシックバレエを習い始めてから、クラシック音楽を聞き始める。
小学校はK-POP、中学校は外国のパーティーソング、他にもJ-POPも聴いていた。
MFSORANGE RANGEの『イケナイ太陽』を親友4人とベッドの上で歌い踊り狂って、ベッドを壊した事もあります(笑)
- 高校生日本語ラップに出会った
当時は、ラッパーになりたいとは思っていなかった
日本語ラップのファーストインプレッションは5lack
- 2019年1月大阪に初めて行く
THA JOINTZのJASS主催のイベント「JEST FUNK」を見に行く
MFS「ご飯が美味しい・お酒がめちゃくちゃ飲める・フレンドリーな人が多い」というのが大阪の第一印象です。
HIPHOP的な部分でいうと、カルチャーが一つの街にぎゅっと凝縮されているところに衝撃を受けました。
MFS大阪の人ってめっちゃ緩くてラフで優しくて、あんまりちっちゃいこと気にしないんですよ。
- 2019年3月大阪に住み始める
交際したTHA JOINTZのJASSにつれられ移住
- 2019年10月ラップを始める
JASSの勧めでラップを始める
- 2022年10月楽曲「BOW」がバイラルチャート席巻
ゲーム「Overwatch2」に楽曲「BOW」が起用されたことがきっかけに、知名度を急速に伸ばす
MFSのラップを始めたきっかけ
MFSさんがラップを始めたきっかけは、交際したTHA JOINTZのJASSさんの勧めです。
MFSさんがR&Bのインストにリリックを書いて、JASSさんに披露したところ好評だったそうです。
その後、ライブの機会をきっかけに3曲をレコーディングしました。
MFSさんはそれまでに、リリックを書いた経験は全然なかったのだとか!
バイラルチャート席巻の経緯
MFSさんが知名度を急速に伸ばすきっかけは、ゲーム「Overwatch2」に楽曲「BOW」が起用されたことがきっかけでした。
楽曲は、忍術を使う巫女という設定のキャラクターKIRIKOのテーマソングとして使われたそうです。
影響を受けたラッパー
MFSさんは、影響を受けたラッパー・憧れのラッパーに、5lackさん・リトルシムズさんを挙げています。
特に、5lackさんは日本語ラップで最初に聴いた方だそうで、日本語を英語っぽく歌う感じ・ラフな感じ、地声で歌う感じから影響を受けています。
さらには、ラップを始めたときからのつながりのある、THA JOINTZも挙げていました。
ラッパーMFS 名前の由来
MFSさんの名前はInstagramの名前に由来します。
過去、Instagramの名前を3ヶ月に1度変えていたそうなのですが、ラップを始めたときの名前がMFS(Mother Fuckin Savage)だったそうです。この名前だったことに、理由は無いそう。
ラップに対しての強い信念
MFSさんが楽曲制作の上でもっている信念は
・ありのままの自分を歌う
・ディスるラップをしない
ということです。
ありのままの自分を歌う
Tha Jointzメンバーの「恰好はつけるけど嘘はつかない」という点に影響を受けたそうです。
自分を良く見せるよりも、自分のかっこ悪いところで曲を作るのもリアル。
ーi-Dインタビューより
実際、ご自身の見た目から想像されるような、英語が喋れそう・車が好きそうというイメージを持たれないために楽曲では
私英語話せないゼナハウス
それはなぜだ?HOW?
22gang
見えてないこと多すぎてFuck
免許持ってないけどもうGo
When i was young
英語が話せないこと・運転免許を持っていないことを歌詞にしています。
ディスるラップをしない
こちらのインタビューではこのように語っています。
自分を棚に上げて人の事をとやかく言う人とかも嫌いで変な競争心とかもないので、自分は自分でやりたいことをやるし言いたいこと言うしっていうのが信念だから。
あんまり他人のことdisるのも好きじゃないし、悪口のラップはあまり書きたくないなって思います。
また2年後のインタビューでは、少し考えに変化がありました。
でもこの2年で考え方も変わって、ディスらないとは言い切れないなって思うようになってきた。自分なりのヘイトはあっていいかなって。でも特定の人を傷つけるのは良くないからやらない。ディスは、あったとしても不特定多数のものに対して。
ーi-Dインタビューより
MFSの将来の展望・ラッパー像
MFSさんの将来の目標は「ラップじゃなくてもなんか音楽は作り続ける人でいる」ことです。
また、なりたいラッパー像としてキアヌ・リーブスさんを挙げています。ありのままの自分でいるところに憧れを感じています。
コメント