今回は私、ぴぇぱりーが実体験を元に、ラップのビートを作ってもらう時のコツについて解説します。
ビートを作ってもらうメリット
ビートをオリジナルで作ってもらうという方法は、ぴぇぱりーが一番推している方法になります。その理由を説明します。
自分の理想のビートが使える
使いたいビートに、どの楽器を使いたいと言った希望があればそれを反映したり、希望の曲をサンプリングしたりできる可能性がありより良いビートを使える可能性が高いです。
同じビートを使う人がいない
作ってもらうのはオリジナルのビートなのでどのラッパーとも被ることがありません。より、独自性の強い楽曲に仕上がります。
どのように連絡を取るか
私がやったことがある方法は以下の2つになります。
SNSでDMを送る
各ビートメイカーさんに、SNSでDMを送ってビートを作ってもらう方法です。私、ぴぇぱりーのシングル「ピェログリフ」はSaruBeatsさんという方に作っていただきました。
ビートメイカーさんとラッパーをつないでくれるサービスを利用する
ビートメイカーさんとラッパーをつないでくれるサービスを利用するという方法です。色々あると思いますが、私としてはココナラが実際に使っておすすめでした。料金も1つ目の方法だと、前払いになってしまうの場合など不安がありますが、ココナラを使えば運営が仲介してくれるのでその心配はありません。
依頼する際のコツ
依頼する上で、トラブルというのも発生しうる可能性があります。特に
- ビートメイカーさんと連絡が取れなくなった
- 思ってたものと違った
- 思ってたものと違ったので、修正を依頼したが追加で料金を請求された
これらのトラブルをなくすためにできることをご紹介します。
製作に入ってもらう前に確認すること
まず、製作に入ってもらう前に詳細をしっかり確認しましょう。具体的には
- 納期
- 使用目的
- 何度まで、無料で直してくれるか
- 製作の流れ
- 著作権の譲渡はあるか
- データの納品方法
と言ったことです。
また、DMを送る際は、自分から名乗りビートメイカーさんに失礼のないようにしましょう。
ビートの希望を詳細に伝えること
なるべく、ビートの希望は詳細に伝えましょう。自分が理想とする楽曲に近いビートを送ったり、使って欲しい楽器を明記しましょう。
ビートを作って欲しいあなたと、ビートメイカーさんでは、今まで聞いてきた音楽も違ければ、技術的に知っていることも違うので、希望とのズレは必ず起きます。それを最大限になくすために、希望をなるべく細かく伝えるのが大切です。
ぴぇぱりーの実際に希望したこと
私、ぴぇぱりーがシングル「ピェログリフ」のビートを依頼した際に要望として伝えたことは次のことになります。
- ギタービート
- イントロがある
- リスナーが一回聞いて、トラックのメロディを口ずさめるような耳に残るメロディー
- イメージとしては、夜、桜、孤独といった感じ
- サビの部分(「とびきりの夜を過ごし~一人きりよるを歌う、一人きり夜を歌う」)ではコード進行が使われていること
- 短いループだけで構わないので、トラックの候補をいくつかいただきたい
また、要望をお伝えする前に「制作に入る前に確認させていただきたいのですが、、、」という文言を付け加えて要望を伝えるのがおすすめです。
実体験として、ビートメイカーさんとコミュニケーションがうまく取れず、要望のすり合わせが終わる前に制作に入られてしまったというケースが過去にありました。
一度大まかに要望を伝えた後で、詳細をお伝えするという流れで制作する感じだったのですが、大まかな要望を伝えた直後にビート制作に入ってしまい、詳細をお伝えした段階で追加料金を請求されてしまいました。
その時は、「制作に入る前に確認させていただきたいのですが、、、」という言葉を使っていたので、大きなトラブルになることはなくよかったです。
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